日本のインターネット黎明期から、エンターテインメントwebサイトを中心に　web制作、企画、運営をしてまいりました。

私達の作るWebサイトは、ただ表面的に作られるものではなく、そこにしかない「場」を作り、ユーザーは情報発信し、またはコンテンツを自主的に作っていけるようなコミュニティーであることが多くありました。

代表作であるodoru.comは1997年12月に立ち上がりました。

現在、ソーシャルメディアがコミュニケーションツールとして情報発信の場として、そして今ではなくてはならないインフラにさえなっています。
これらの考え方、仕組みはもう随分前から人々が求めていたものであり、すでに当時私たちは、例えばodoru.comを通じて、多くのとても似通った感覚の仕組みを作り、運用してきました。

１つのドラマ用にサイトを作ってメンバー（＝ネットワーク捜査員）登録してもらい、一緒にwebサイトを作り、作品を盛り上げていく。 日記を書く、情報を共有する、コミュニティで自治が生まれる、新しいなにかが生まれ、それを例えば実際の映画の中に取り入れる。
オフラインのイベントが当時はまだテレビ局でもなかった「エキストラ参加」になる。

そういった双方向性、自発性を色濃く含んだコミュニケーションツールとしてのwebサイトでした。

そして現在。 インターネット環境は目まぐるしいスピードで成熟しています。

これから何ができるだろう、何が面白いだろう。

「インターネット」の今を感じながら、もっと楽しい、わくわくするようなことを
またやっていけるといいなと、そういう感覚でサイト制作をしていけるように
やっぱり立ち戻ってきました。

一緒に育てていけるwebサイトを作りたい。

この基本にいつも立ちかえって行こうと思っています。